2012.10.08 Monday 11:23

最近買ったもののこと。

我が家に、ひさびさにやってきたものがあります。


ひとりぐらしをはじめてから、この物体が自宅にあった記憶がないので、久々にお目にかかります。


それは、体重計。


生まれながらにして小太りの私。

「まるい」とか「むちむち」とか「ちんちくりん」とかいう言葉を投げかけられても、「そうですがなにか」としか言えない姿をしています。

思春期のころこそ、やせてみたいとダイエットをしたことがあるような気がしますが、続いた記憶も成功した記憶もありません。


そしてだんだん、わかってきました。

ははーん、あたしゃ、かわらないな。


中2くらいで止まった身長。体重も当時からたいした変化なく。

やせることはありません。でもこれ以上太ることもありません。キープ。小太りキープ。

どうやら、皮膚に対しての容量が、パンパンのようです。

先日、背中をポンと叩かれたときに例えられたものは、「10キロの米」でした。


ダイエットもしませんし、暴飲暴食しても肉づきはかわらないので、体重計に乗りたいと思うこともありません。

たまに銭湯にいったときに測って「ふーん」と思うくらいのこと。


それがなぜ、我が家にやってきたかというと、ただ「魔が差した」のです。


近所の西友をぷらぷらしていたら、ふと体重計が目に留まりました。

シンプルで姿も良く、値もはらず、体重だけでなく、体脂肪率や基礎代謝量や体内年齢などのもろもろが測れると書いてあります。


メーカーは、タニタ。

タニタってなんか聞いたことあるぞ。食堂がなんたらって。タニタなら安心に違いない。うん。なんか体重計って女の家にあるものな気がするし。


体重計に乗らないがゆえの万年小太りなのかもしれない。

体重計に乗れば体重のことが気になり、体重を意識するようになり、体重が減るかもしれない。

体脂肪や内臓脂肪の値が高かったら、筋肉量や基礎代謝量が低かったら、私は意を決して、健康を意識した規則正しい生活を送るようになるかもしれない。


で、ついふらふらとレジに。


きっと疲れてたんでしょうね。帰り道、すでに我に返ってました。

体重計を買ったからと言って、何もしなけりゃやせないことなどわかっておる。規則正しい食生活など、無理である。炭水化物が、好きである。


でもせっかく買ったので、乗ってみることにしました。


どうせ「やや肥満」とか出るんでしょ、でも意外と基礎代謝量があったりして、などと思いながら足をのせてみたら……

体脂肪率「ふつう」、筋肉量「ふつう」、内臓脂肪「ふつう」、基礎代謝「ふつう」。


ふつう。


標準。


M。


そう、私はMの女。


世に出回っているS、M、Lとざっくりサイズをわけられたものは、たいがいMである。


そんなドMの体に丸い顔がでんとのっかり、寸胴で手足が短いもんだから、総じて印象が「こぶとり」なのだ。


そうか、ふつうか。


体内年齢は、実年齢と全く同じでした。


体重計は、私に、喜びも、悲しみも、生活向上へ意欲も、なにも与えてくれませんでした。


かつてないほどに「無」を感じる買い物です。


「ふつう」であることの確認のためだけに、しばらく乗り続けることにします。


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