2013.03.28 Thursday 18:39

造顔マッサージのこと。

 

ぼんやりしていたら10日くらいすぐに過ぎてしまいますね。

みなさんいかがおすごしですか?

この10日で、東京は桜が咲いて、もう散ろうとしています。

花見する間もありゃしない。


この10日のあいだで私がいちばん「ええっ!」と声をあげたのは、

「田中宥久子さん、逝去」

のニュースでした。

67歳…まだお若い…。


田中宥久子さんは、「造顔マッサージ」で有名な美容家。

私の顔をやわらかくしてくれた恩人です。


こどものころからバスケットボールみたいにパンパンにふくれていた私の顔。

バウンドしたが最後、体育館の天井につきささるほどの弾力でした。

大人になると、そこに“むくみ”が加わって、いつだって、かたくてまんまる。


そんな顔に化粧をしたところでとなげやりになり、化粧をしないと顔もろくすっぽ見なくなる。

長年ほったらかされていた私の顔に、変化をもたらしたのが、田中宥久子先生の「造顔マッサージ」です。


出会いは、雑誌「クロワッサン」。

10代のころから愛読する、40代のための女性雑誌。

そのときの特集が、ちまたで話題になりかけていた「造顔マッサージ」で、田中先生のインタビューなどとともに、自分でできるやり方が紹介されていました。

本来ならば田中先生考案のクリームを使用するのですが、ふだん使っている万能ゲルクリームをぬって、ためしにやってみることに。


指先に力を入れてぐりぐりと。

かたいところを押しながら、首の下のリンパに流してゆく。


最後までやってから、鏡を見てみました。


しまった。


やる前の顔をちゃんと見てなかった。


何がどう変わったのかよくわからないまま、翌日。


出勤すると、上司から、

「どうしたの、顔。化粧してるの?」


してないですよ。

はっ!もしや。


仕事で会った人からも、

「やせました?」


人生でやせたことないですよ。

やはりこれは。


なじみのバーに顔を出したら、

「何かいいことあったんですか?雰囲気ちがいますよ。わかった!お化粧してるんだ!」


ちがいない!


「造顔マッサージ」の効果だ!



田中先生のおっしゃるままに顔をぐりぐりしたら、顔の内部にたまりにたまっていたなにかしらが、どっと流れ出たようです。

それからクリームをぬるときは、自己流に手抜きしながも、ちょいちょいと顔をぐりぐり。

人に会ったりするときは、お化粧がわりに、いつもより入念にぐりぐり。


しばらくさぼると、電車の窓に、自分によく似た知らないおばさんが映っていてぎょっとします。

あわててぐりぐり。

もし先生がいなかったら、私の顔は重力にあらがうことなく、溶けたバスケットボールのようになっていたことでしょう。


田中宥久子さん、良いマッサージを考案してくださって、それを教えてくださって、ありがとうございました。

きっと天国でも、たくさんの女性の口角をあげ、目をぱちりとさせ、ほうれい線を消してゆかれることでしょう。


ご冥福をお祈りいたします。


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