2010.04.28 Wednesday 00:01

山田バッティングセンター。

 

ついに完成しました。


山田バッティングセンター。




山田家に婿入りした妹の旦那シンジが、

小学校3年生の息子、

そして自分のために

友人らとコツコツつくっていた、

この、バカバカしい空間。


鯉のぼりがひらひら泳ぐその下から、

カコーンカコーンと球を打つ音が聞こえてきます。

親子でのんきに楽しくやっているかと思いきや、

そこから聞こえてくるのは怒声、罵声。

球をよく見ろ!

余計な球に手を出すな!

やる気あんのか!

まだ小3よ。

子供はどんな顔をしているかと思ったら、

ハイッ、ハイッ、と真剣な表情。


マジだったのか。


バットに球が当たらない、

ではなく、

どんな球でも打ってるけれども、

それじゃあいい当たりにならんだろう、

と叱っているのです。

これはいよいよイチローに、、、と

私まで叔母バカになってしまうほどの特訓内容。


あとは続くことを願うのみ。

畑つぶしてつくっちゃったんだからね。


バッティングセンターのまわりには、

常に近所の男子たちがうろうろしていました。

でも危ないので中に入ることはできません。

見てるだけ。

球を拾い集めるときになると、

わぁっと入り、みんなで一斉に球を集めて、また見ている。

つまんなくないのかな、

やりたくならないのかな、

と思ったら、今時の子供は、

野球をやった事がない子も多く、

グローブも持ってなかったりするんですって。


では、どうして見ているのかというと、

練習が終わったら、

ネットの中に入ってサッカーができるから。

ゴールのネットもあるし、

ボールは飛び出ないから、そりゃ便利だ。


カツオがランドセルを置くやいなや

グローブとバットを持って飛び出し、

サザエに連れ戻されるも、

ナカジマとあの手この手を使って

野球をしようとするあのガッツは、

もはや昭和の風物詩なのかもしれません。


山田は野球。

それでよし。


さて、来週はいよいよ、

山田家の最初で最後の家族旅行。

野菜は、花は、犬は、鳥は、

と問題山積みですが、

まず最初の難問は、

「家の鍵がどこにあるか」。


大家族のうえに自営業。

家には常に人がいましたから、

生まれてこのかた、

家の鍵なんて見たことありません。

鍵は何処に。

そもそも鍵穴はあるのか。

果たしてかかるのか。



旅の顛末はまた次回に。




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