2010.05.28 Friday 16:53

旅の話のつづき。

 


前回は、家族旅行における山田家のわんぱくエピソードをお話ししました。


早朝の公園、長〜い滑り台をすべって、泥だらけになった一行。

しょっぱなに滑って最も泥にまみれたのは、還暦をすぎた父でした。


わんぱくぶりはそれだけに留まりません。


旅の途中、ある高原に立ち寄りました。

看板に「日本一の高原」と書いてあるほど、景色が自慢のところです。

そこに着くと、目に飛び込んで来たのは、木組みの遊具。

ロープにぶらさがったタイヤにつかまり移動する、あの、アスレチックによくあるやつ、がありました。20メートルはあるでしょうか。けっこう長い。


皆の瞳がキラリーンと輝くのが分かりました。

キラリーンと音が聞こえました。

車を降りるやいなや、アスレチックに向かい走り出す一同。

トップバッターは、もちろん例の、還暦オーバーの父です。

順番を奪い合いながら、妹ふたり、妹の旦那も続きます。


わんぱく盛りの8歳の甥っ子は・・・




おばあちゃんの体をくっついて離れません。

こわいので、絶対にやりたくないのです、こういうのは。


日本一の景色を尻目に、ターザンよろしく雄叫びを上げ続ける大人たち。



つづきまして。



母の実家のお墓参り。


山の中にひとつだけあるその墓を目指し、道をかきわけ、皆でぞろぞろ向かいました。

順番に墓に手を合わせ、さて帰ろうと思ったら、父と甥っ子がいません。


二人は薮の中へ。


探検に出たのです。


荒れ放題の山を上へ上へ。

遠ざかる二人の姿が途切れ途切れに確認できます。


「戻ってきなさい! ヘビがいるよ! イノシシもでるよ!」


親戚が注意を促しても、ずんずん進む老人と子供。


「あっ、道がある!」

「こっちから回ろうぜ!」

「おー!」


藪のなかから威勢のいい探検隊の声が聞こえます。

もちろん汗だくの草まみれの泥だらけ。


山田家のわんぱくチャンピオンは、父に決定。


私たちは三人姉妹。

きっと父は、男の子が欲しかったんだろうなぁと思います。

女の子が二人産まれて、もういっちょ、と思ったらまた女。

さぞや無念だったことでしょう。

元気なうちに男の孫ができて、よかったですね、チャンピオン。


*パワースポットとして名高い高千穂峡で、わんぱくパワーを蓄える父。





*父なしバージョン。みなさんにもパワーを。




*ついでに福も。



*もういっちょ。



↑多いし安い!











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