8の付く日に更新しているこのブログ。
まだ10日たってないんだ〜と思うときと、
もう10日!?というときがあります。
今は完全に、後者です。
この10日、私は何をやっていたのだろう。
仕事、は、してたはずなのですが、
まあいろいろとありまして。ありすぎまして。
自分の時間といえば、起きて少しと寝る前少し、
あとは布団の中くらい。
いやいや。
自分のものをつくっていた時間もありました。
代官山にあるショップ兼ギャラリー「gg」に、
「マカロニみくじ」を納品しました。
マカロニみくじとは、
私がつくったオリジナルのおみくじを巻いて、
マカロニに入れたもの。
1回100円です。
100円玉は粉チーズの容器に。
台所のテーブルでラジオなんぞを聞きながら、
おみくじの印刷された紙をカッターで1枚1枚切って、
つまようじを工夫して使いながら、くるくるきゅっと丸めて、
マカロニに入れる。
マカロニによっては、くねっと曲がっているのもありますので、
そういうのはタッパーに入れて食べる用に。
これを時間のあるときに、ちまちまとやっていたのでした。
こういうの、きらいじゃないです。
はじめると、もう、やめられない。
単純作業に集中していると、
思いもよらぬ光景を思い出すことがあります。
陽のあたる縁側。
幼い私とばあさん。
畑で収穫した胡麻が、平らなザルに広げて縁側に干してある。
二人はそれをのぞきこみ、色の悪いのや細かいゴミを選り分けている。
ばあさんは目を細めて遠ざけて、
私は、ぐっと顔を近づけて大きく目を開いて、
ちいさなハズレを見つけ出す。
畑仕事と土方仕事でごつごつしたばあさんの指先。
私はまだ何もできない小さな手だけど、
胡麻やゴミは、上手に取ることができる。
成果は、ばあさんと互角。
それは、人生ではじめて感じた「やりがい」かもしれません。
家族の食卓にあがる、栄養たっぷりの胡麻。
茹でてソースをかけて食べてもらえると思ったら、
丸めた紙をつっこまれたマカロニ。
マカロニ、ごめん。
ばあさんに培われた「ちまちま力」を発揮してつくられた
この山田マチのマカロニみくじ、
今、もう1セットを準備しています。
7月2日、マカロニみくじ、仙台に参上。
仙台駅の商店街を抜けたところにある、
ギャラリー&アトリエ「stock」さんで行われる展示会に、
参加することになりました。
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会場「stock」
仙台市青葉区一番町1-12-7 中山ビル201
2011年7月2日(土) 〜 8月14日(日)
13:00 〜 19:00 (土日のみ営業)
「gg」とggにまつわる作家から、
宮城(仙台)の雑貨店「stock」とstockにまつわる作家へ想いを込めて、
はじめまして…。
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私は、山田百字文学とマカロニみくじを持って仙台にいきます。
7月2日はギャラリー(もしくはその付近)におります。
お近くの方は、遊びにいらしてくださいね。
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